イケメンと美人の人生:国際版(その1)

イケメンと美人の人生:国際版(その1)

はしがき

最近のブログで「残念ながら美人とも可愛いとも言えない」女性からの投稿がありました。質問は「生れつき二重まぶたで、イケメン・美人・可愛い方・・・人生は勝ったようなもの?」という内容です。女性の間では、美人のライフを知りたい人が後をたちません。カジュアルな美人物語は、聞いて楽しいし、慰めにもなります。しかし、イケメンも知りたいという投稿は初めてです。

日本人にとって外国生活が身近になった今は、外国からの報告も多いのですが、個人のエピソードで終わっています。グローバル化によって、世界中で異民族が生活している時代です。もっと広い視点が役立つと思うので、日米における美人・イケメン人生を比較してみました。なぜなら、生きるために外見は思ったより大切で、個人の考え方は精神衛生に大きく影響するからです。今回のコラムは、アメリカで20代半ばから50代まで生活した私がイメケン・美人と関わった経験から生れた国際比較です。

世界のイケメン・美人の基準

清教徒の白人が建国、第二次大戦に続くグローバル化の先端となったアメリカでは、世界中から移民が殺到しています。イケメン・美人の基準は時代によって、また人種や国家によっても違います。しかし共通点もあります。日本の伝統的な「色白」と「目鼻立ち」は世界の基準です。

生れつきどちらも揃っている白人はどうでしょうか。白人は体型と歯並びが注目の的。すらりとして、頭と体のプロポーションが大切です。女性は顔美人でも腰から下が巨大な女性が少なくないので要注意。男性では身長が低いとか、はげ頭が悩みの種。しかし、日本やアジアに住む男性は、背は高すぎるよりは低い方が環境にマッチします。

「色白」は女性にとって必須条件ですが、男性は「白い」よりは少し日焼けした方が魅力的です。ところがインド人や黒人の男性も以外と浅い色を好みます。インドの階層社会は上流になるほど色が浅いとか、アメリカでも同じです。ニューヨークに住むインド人男性は、結婚相手に浅い肌色を求め、アメリカ中を飛行機で婚活していました。加えて、自分の肌が「日焼け」しないよう気をつかっていました。

「目と鼻」:ぱっちり目の魅力はユニバーサル。でも目は心の窓であり、美しい心が条件です。目を合わせ、目をみて話すことは西洋の標準ですが、日本では切りつけられることもあるので要注意。鼻はペッチャンでない限りOK。白人は鼻が大きい・高すぎるのは男女とも大きな悩み。細い目(slant eyes)と大きな鼻(big nose)は、間違いなく遺伝します。遠い昔、蒙古人の襲撃を受けた東ヨーロッパ系の男性は、細い目で悩んでいました。

「すらり」に関しては年取っても少女のような体型をもつアジア女性は断然有利。しかし、中高年になっても、少年・少女と間違われてビールを買えなかった経験をした人は少なくないようです。清教徒精神によってアルコールの販売はきびしいのです。大学のキャンパスで飲酒するなら副学長室に呼ばれます。

口臭・虫歯・歯並びの悪い日本人がまだまだ多いので、努力しましょう。アメリカの大学町で、ある歯医者さんのお話。留学できるほどのお金がある日本人学生たちの歯を見てショックだったようです。アメリカで歯科保険がないのに、歯の健康が俄然よいのは、自己責任の考え方からです。日本で予防歯科が普及しないのは、保険が何でもカバーし、歯科医も患者も保険に依存するからでしょう。歯の健康は本人の努力次第です。歯科保険を改革するなら、国民の歯も米国の中流階級レベルになるのではと期待しています。[2016.6]

 

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