[新訳] 看護覚え書:看護の真髄を学ぶために

[新訳] 看護覚え書:看護の真髄を学ぶために

[新訳]看護覚え書:看護の真髄を学ぶために 

フローレンス・ナイチンゲール著 久間圭子 訳・編集

乳幼児や生活機能を失った人のケアの原点は『看護覚え書』の中にある。産業革命以前のイギリスで、田舎の地主だった貴族の広大な館は、ホテルと病院のような機能を持っていた。そこでは、国内はもちろん外国からの賓客や友人・親族が集い、長期間宿泊する。家族の病気や死もこの館で行われた。若い時から家族・親族、近隣の貧民の看護を積極的に行ったナイチンゲールは、病気の回復過程を周到に観察。その結果、自然の力が(新鮮な空気、光、清潔など)病気を回復する鍵であることを発見し「看護」と呼んだ。クリミア戦争看護は、長年に渡ってナイチンゲールが追求した看護実践の成果であった。

「看護覚え書」は、19世紀半ばのイギリスで、一般市民の間でベストセラーとなった。クリミア戦争の看護に協力した時の陸軍大臣は、あちこちに挿入されたユーモアを喜び「最高におもしろい読物」と評価。翻訳をしながら、ナイチンゲールのユーモアに笑いが止まらない部分も少なくなかった。ギリシャ哲学など古典の知識が豊かなナイチンゲールは、シェークスピア文学にも精通していたようだ。新生児から高齢者のケアから、誰もが必要とする看取りまで、自然の治癒力に気づき、畏敬の念をもって人間性豊かな看護を実践していただきたいと願いつつ・・・。

『【新訳】看護覚え書』の特徴

  • 原書に忠実かつ簡潔・明快な訳から会話調の文体にあふれるリズムを感じる
  • 各章の始めのprologueと終わりのepilogueによって内容の理解が深まる
  • 英文の音読へ移行が容易になり英語力を高めることができる

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読者の声

  • 看護覚え書の英文を素直な気持ちで読める訳書です。某社のものに比べてなんと歯切れがよいのでしょう!読んでいて楽しくなります。・・・英語が入っているのもニュアンスが感じられて好きです。(基礎看護学教授)
  • 送っていただいた本([新訳]看護覚え書)を読ませていただきました。何十年ぶりでナイチンゲールを読みました。
    とても読みやすく訳が明快で感激しました。・・・改めて老年看護の視点でナイチンゲールの学び直しをするとよいと思いました。
    (老年看護学教授)
  • 今回の久間先生の翻訳本・・・ナイチンゲールの新鮮な空気、光、暖かさ、痛みと疾病の間に生きる・・・改めて踏みとどまって再考したいという気持で一杯になりました。これから読み込んでいるのが楽しみです。ナイチンゲールとマンツウマンで会話できるような期待があります。(病院看護部長)

書評

  1. ・・・平易で、リズミカルな本文に加え、重要な言葉には英語を併記、各章のPrologueと Epilogueとして訳者による解説が加えられ、往時の社会背景を理解しながら、現代に通じる看護観が自然に心に届きます。(訪問看護と介護:2010.8月号から)
  2. ・・・没後100年経った現在もフローレンス・ナイチンゲールの「看護覚え書」は、看護の真髄を語るバイブルとして、看護する人々の心のよりどころとして読み伝えられている。本書は、その著者の声を少しでも読者の胸に届けたいとする新訳である。(看護教育:2010.12月号から)

 

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